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日々のスキンケアを、
自分と向き合う時間に
ー精油で作る手作り
フェイストリートメントオイルー

manami ooi /
フィトセラピスト&フラワーアーティスト

― 毎日のストレスケアにも。日常的に取り入れたい精油の力

こんにちは。少しずつ春の兆しも見えてきましたね。これから訪れる始まりの予感とともに、どこか気持ちがうきうきしてくる季節です。

  • 私はフィトセラピストとして活動する傍らでフラワーアーティストとしての仕事もいただいており、花と触れ合う機会も多いのですが、この時期の市場に出回る花たちは、ピュアで赤ちゃんのような生命力に満ち溢れています。花弁に顔を埋めて深呼吸したくなるような香り高い花も多く、植物からたくさんのエネルギーをもらっているなと感じます。
  • 植物の香りといえば、フィトセラピーにはアロマセラピーという分野があります。アロマセラピーとは芳香療法とも呼ばれ、植物の花・葉・果皮・樹脂などから抽出した天然のエッセンスを原料とした芳しい精油を使用します。精油は、エッセンシャルオイルと呼ばれたり、アロマオイルと表現されることもあります。アロマディフューザーで香りを楽しんだり、エステサロンでアロママッサージを受けるなど、皆さんにとっても馴染みのあるものなのではないでしょうか?
  • フィトセラピーにおける精油は、単に良い香りを楽しむというだけでなく、美や健康の一助として役立てます。精油の揮発成分は嗅覚から脳へと伝わり、健康を司る自律神経やホルモン、免疫へと影響を及ぼすと言われます。精油の香りを嗅ぐだけでリラックスしたり頭がスッキリしたりしますよね。ストレスフルな現代社会を健やかに生きるための日常的なケアとしてとても有効なので、お気に入りの精油を見つけ、体調や気分に合わせて日常的に使いこなせると良いですよね。

そこで今回は、精油を使ったフェイス&ボディオイルの作り方についてお伝えしたいと思います。
作り方はとても簡単。
ホホバオイルなどの植物オイルに精油を加えるだけです。

自分の好きな精油の香りをいくつかセレクトしブレンドするだけで、手軽にボディトリートメントやスキンケアに利用できる自分だけのスペシャル美容オイルを作ることができます。香りを組み合わせる工程も、感覚を研ぎ澄まし自分と向き合うためのマインドフルな時間。
是非楽しんで作ってみてくださいね!

― 植物の恵みをダイレクトに感じられる美容オイル作り

材料は、キャリアオイルと呼ばれるベースになる植物オイルとアロマオイル、そしてそれを入れるボトル(遮光瓶がおすすめ!)だけ。キャリアオイルは、ホホバオイルやスイートアーモンドオイルなどが使いやすくておすすめです。

  • 手作りする際には気をつけたいことがいくつかあります。ひとつは、精油の濃度です。フェイス用とボディ用、それぞれの部位に対し適した濃度があり、フェイス用は1%、ボディ用は2%が目安になります。それ以上になると刺激が強すぎたり、肌トラブルを引き起こすこともあるのでご注意を。
  • 二つ目は、光毒性に注意することです。精油は基本的にお好きなものを選んでブレンドすることができますが、ベルガモットやレモン、グレープフルーツなどの柑橘系の精油には光毒性と言って、日光に当たることで一部の成分がシミや赤い発疹などを及ぼす原因物質に変わることがあり、皮膚に塗布する場合は直射日光を避けた方が良いものがあります。朝のケアで使用するのであれば、先程挙げたような柑橘系の精油は避けた方が良いでしょう。
  • 他にも精油は100%天然のものを選ぶこと(エッセンシャルオイル、精油、天然成分100%アロマオイルと記載されているものを選ぶと良いです)や、体調やライフサイクル(妊娠中・投薬中)などにより「使用することができない精油」「使用する際に注意が必要な精油」もありますので、各販売元の注意書きに従い、適切にご使用ください。
  • ※傷やはれもの・湿疹など異常のある部位にはお使いにならないでください。
    ※肌にかゆみ、かぶれ、湿疹などの異常が感じられたときはすぐに使用を中止し、専門医の診断を受けてください。

今回はお肌のハリや乾燥が気になる方へおすすめの美肌へ導くフェイストリートメントオイルの作り方をご紹介します。

フェイストリートメントオイルの
作り方

材 料

  ※フェイス用の場合
(1%濃度)

  • キャリアオイル(ホホバオイル、スイートアーモンドオイルなど)
    30ml
  • ラベンダー 2滴
  • ゼラニウム 4滴
  • 消毒済みの30mlサイズ遮光瓶

  • ※ボディ用で作りたい場合は、キャリアオイル30mlに対し、ラベンダー4滴、ゼラニウム8滴にします。

作り方

    1. 消毒した遮光瓶にキャリアオイルを入れる


    2. 精油を加え、瓶の蓋をしてよく振って混ぜれば完成



使い方

    手作りする際には気をつけたいことがいくつかあります。ひとつは、精油の濃度です。フェイス用とボディ用、それぞれの部位に対し適した濃度があり、フェイス用は1%、ボディ用は2%が目安になります。それ以上になると刺激が強すぎたり、肌トラブルを引き起こすこともあるのでご注意を。

市販のコスメでは得られない、
植物のピュアな香りとダイレクトな恵みを感じられるはず。
作る工程では、自分の「好き」な香りや質感を深掘りする面白さがあるし、
使うときには、手作りならではの愛着から1滴1滴大切に肌へ浸透させる意識が芽生えます。
そんなスキンケアの時間も、
自分を労る時間に変わるはず。
ぜひ作ってみてくださいね!

Writer’s Profile
Writer’s Profile
manami ooi / Listen to Nature ディレクター /フランスAMPP認定 メディカル フィトテラピスト / フラワーアーティスト
2014年、植物や自然の声に耳を傾け、美しく生きることをコンセプトとしたライフスタイルブランド「Listen to Nature」を立ち上げる。フラワーアーティストとして活動する傍ら、フィトテラピースクール にて2年間学び、2023年に「フランスAMPP認定メディカルフィトテラピスト」の資格を取得。その後、広島にハーブリトリートサロン「in the air」をオープン。フィトテラピストとして現代女性のウェルビーイングを追求し、発信している。