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新しい年は植物とともに。Happy感UP!バスタイムのススメ

manami ooi / フィトセラピスト&フラワーアーティスト

― フィトセラピー(植物療法)ってなに?

皆さんはフィトセラピーという言葉をご存知でしょうか? フィトセラピーとは、ギリシャ語の「Phyto(植物)」と「Therapy(治療、療法)」を組み合わせた言葉です。日本語に訳すと「植物療法」と言う意味になります。

植物の持つ薬理作用でカラダに備わった自然治癒力を高めることを目的とした伝承療法で、世界各地で根付いているハーブ療法、アロマセラピー、フラワーエッセンス、漢方などもフィトセラピーの一種です。日本での認知度はまだ低いですが、ヨーロッパの一部には「フィトセラピスト(植物療法士)」という職業が国家資格として制定されている国もあるほど生活に溶け込んでいます。

― フィトセラピーを使ってご機嫌に過ごそう!

  • フィトセラピーは、植物の力を借りて、私たちが毎日をご機嫌に過ごすためのセルフケアとして、とても役立ちます。日々忙しく過ごしていると、つい忘れてしまいがちな、自分自身を労ること、愛すること。
  • かく言う私も、20代の頃は憧れていた東京で出版業界に身を置き、朝から深夜まで駆けずり回っていました。当時は仕事を覚えることがとても楽しくて無我夢中、若かったせいもあって自分の体調をかえりみるなんてことは皆無でした。ですが、本来田舎育ちの私にとっては大都会での慣れないひとり暮らしはどこか無理をしていて、いつの間にかココロにぽっかりと穴の空いたような孤独感も一緒に抱いていた気がします。
  • いつしか癒しを求めて観葉植物を育てたり、休日はひたすら公園を散歩したり、自然と触れ合うことが多くなっていました。自然や植物に触れることでココロが落ち着き、リフレッシュするような感覚を覚えたのです。それ以来、植物や自然の景色は私にとってメンターのような存在。辛い時、悲しい時には植物と触れ合うことでたくさんの慰めや気づきをもらいました。彼らは、言葉は話さないけれど、とてもピュアなエネルギーの持ち主で、触れているとココロが洗われるような気がするのです。
  • だから、日々忙しく過ごしていて、ココロを落ち着かせたい方や、リフレッシュしたい方、そして毎日をご機嫌に過ごすには、観葉植物を育てたり、公園を散歩したり、植物に触れることをオススメします。

― 自分軸で生きるコツ。まずは愛することから始めてみよう。

実は「自分を愛すること」と「フィトセラピーを利用してより良く生きること」はセットなのです。自分自身を大切に想いやることができなければ、自分が何を欲していてどんな時にどんな植物の力を取り入れたら良いのか分からないからです。だからまずは自分を労り、愛すること。

時折立ち止まり日頃頑張っている自分へ、ココロからの感謝と労いの意を込めて、心地良い時間を用意してあげましょう。

時節は一段と冬らしくなりカラダの冷えが気になる頃。カラダを温め、リラックスへと導く、スペシャルなバスタイムはご褒美に最適です。温かい湯船に浸かることで、カラダだけでなくココロも解れ、幸福感も高まります。

― 毎日頑張っている自分を褒めてあげたい!自己肯定感を高め、ハッピー感UP!入浴剤の作り方

 

今回はアロマオイルを使って、自己肯定感を高め、喜びを感じられるような香りの入浴剤の作り方をお伝えします。

用意するもの(1回分)

  • 天然塩 大さじ2
  • 精油(ラベンダー・ゼラニウム、ジャスミン・ユズ) トータルで5滴
    ※揃えるのが難しければ、ラベンダー、ユズなど単品でも〇
  • 容器
  • かくはん棒(マドラーや割り箸)
  • ティーバッグ or 小さな巾着袋(なければハンカチなどでも〇)

  • 以下はあればでOK!加えることで香りがふくよかになり、より華やかなバスタイムになります。

  • 乾燥よもぎ
  • 乾燥ローズペタル(花弁)
  • 湯船に浮かべるハーブ(ユーカリやセージ柚子の実など)

作り方

    1. 容器に天然塩を大さじ2杯入れます。(天然塩の代わりにエプソムソルトなどもおすすめです)

    2. 精油を加え、よく混ぜ合わせます。(精油をそのままお湯に垂らすと、肌に刺激となることがありますので必ず塩と混ぜ合わせて乳化させましょう)

    3. あれば乾燥よもぎ・ローズペダル(花弁)を混ぜ合わせます。

    4. ティーバッグに③を詰め、湯船に浮かべて完成!彩りにフレッシュなハーブを浮かべるのも素敵です。(私は庭のハーブを摘んだりします)

― 週に一度、ゆっくりと自分と向き合う時間を作ってみませんか?

ゆっくり過ごせるタイミングがあれば、
足湯もおすすめです。
足先を温めることで、全身の血液循環が
促されカラダがぽかぽか。
一日をアクティブに過ごせます。
就寝前にはカモミールティーでも
飲みながらゆっくり浸かるのもおすすめ。
日中に張り詰めた神経を解きほぐし、
深いリラックス状態へと誘います。
こうして
自分のココロとカラダの声に耳を傾け、
植物の力を借りながら、
心地良く生きることが
私にとってのフィトセラピーなのです。
Writer’s Profile
Writer’s Profile
manami ooi / Listen to Nature ディレクター /フランスAMPP認定 メディカル フィトテラピスト / フラワーアーティスト
2014年、植物や自然の声に耳を傾け、美しく生きることをコンセプトとしたライフスタイルブランド「Listen to Nature」を立ち上げる。フラワーアーティストとして活動する傍ら、フィトテラピースクール にて2年間学び、2023年に「フランスAMPP認定メディカルフィトテラピスト」の資格を取得。その後、広島にハーブリトリートサロン「in the air」をオープン。フィトテラピストとして現代女性のウェルビーイングを追求し、発信している。